知ったか天国
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潮が引いた河床
下へ降りて測ってみたら
高さは約5m強程
の〜んびりと待つ
後方には約20m程の
クレーン状のアームが
沖へ伸びている
なんと先端部は観覧席?
待望の波が近づく
堤防の上は
見渡す限り人人人・・・
対岸は薄っすらと霞む!
高さ5mの水の壁
下流に薄っすらと白線状に見えてから約30分
ついに水の壁が眼前に
迫る!
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1992年、友人達3人と共に中華人民共和国に行くことになった。「大海嘯」を見るためである。
大海嘯とは、浙江省杭州市銭塘江で一年に春と秋に2度、南米のアマゾン川では「ポロロッカ」と
呼ばれる、川幅が1kmをはるかに超える大河の水が轟音を響かせながら逆流するとう言う大自然
の一大スペクタクルである。アマゾン川は護岸が無いため、その波の高さは2〜3mほどと言われ
ているが、護岸のしっかり施された銭塘江はなんと5mを超えているのだった。(河床から測った)
見たいと言う気持ちだけで事前の情報をほとんど持たなかったために、とりあえず当たりをつけ
て上海へ飛んだ。その夜の宿だけは決まっていたが、翌日からの予定はまったくの白紙でその後
に「行き当たりばったりツアー」と名づけられる珍道中が開始されたのである。
通称人民元(人民幣=レンミンピー)と呼ばれる貨幣の他に、FEC(兌換券)と呼ばれる外国人
専用の貨幣が分けられて使われていた時代だった。FEC(兌換券)を使用すると、自動的に外国
人価格と外国人待遇が与えられると言うシステムであった。
具体的には、火車(火の車ではなく列車のこと)に乗ろうとすると、待合室は自動的に軟座(ソフ
トシート)と書かれた部屋に案内され、火車も同様に軟座(ソフトシート)であった。日本のグリーン
車の様なものと考えるとわかりやすい。ちなみに人民幣(レンミンピー)で乗車すると、文字通り木
のベンチのような硬座であった。また蘇州から運河を一昼夜走った船も個室(2人部屋)であった。
ただし、布団や掛け布団はござの様な、藁で編んだものではあったが、人民幣(レンミンピー)の
人たちは、船底で雑魚寝であったのだから文句は言えない。破格の待遇だったんだ。
また上海に「豫園」と言う有名観光施設があるが、この入園料は人民幣(レンミンピー)なら3元、
FECなら6元と表示があった。(もちろん3元で入場したのだが、外国人が人民幣(レンミンピー)を
使用することは違法であり、びくびくものであったのだ)
※FEC : (Foreign Exchange Certificate=外貨兌換券)
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1元の1/10は1角
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等々後日整理します
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