知ったか天国
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1998年12月。私はビッグ・アイランド(ハワイ島)の東側、ヒロに居た。ヒロはハワイ州第2の都市とは言うものの、人口はホノルルの1/10に満たないし、ホノルルはもちろん、同じ島の西側のリゾート地域とも雰囲気の全く違う、しっとりと落ち着いた日系人の多い町である。
このヒロのキラウエアドライブに面する、ヒロショッピングセンターに「美和」と言うジャパニーズレストランがある。オーナーはスタッフから「Sige」と呼ばれる円谷重男さん。シゲさんである。
週末になると、マウナケア山頂で「すばる」の建設に携わる日本人スタッフが6〜7人(内1人は女性)で、寿司を食べに来ていた。私も何度か一緒になって、お話を伺ったことがある。コハラコーストのカヴァイハエに反射鏡が着いたことや、サドルロードを運ぶことなどを聞いたし、
公式には1999年2月16日にファーストライトを捉えたと発表されているけど、「12月30日か31日には初光を捉える予定です」とその数日前に聞いた。調整のための受光が始まるとの事だった。
すばる
ビッグ・アイランド(ハワイ島)のマウナ・ケア山頂にある、国立天文台の8mの反射式赤外線望遠鏡。
通常の天体観測用の望遠鏡を収納するドームと異なり、すばるは円筒形のドーム?に収納されているので、上空から見てもすぐにわかる。
ハワイ島のヒロからマウイ島のキヘイへ向かう、ハワイアンエアのパイロットは、機体を傾けて見せてくれた。(1999.2.16)
雪に覆われた、文字通り白い山(マウナ・ケア)の山頂にすばるはあった。その姿に感動した。
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