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太陽のX線写真
見慣れた太陽とは
異なる
荒々しい素顔を見せる
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46億年前の太陽
地球が誕生した46億年前の太陽は、現在の75%ほどの明るさしかなかったらしい。その後
徐々に明るさが増し、現在の明るさになったのが定説になっていると言うのだ。
とすれば、ここには非常に重要な問題が生ずる。46億年前の太陽が、現在の75%程度の
明るさしか無かったとすると、今から20億年以前の地球は厚い氷で覆われていなくてはなら
ないのだ・・・
しかし、少なくとも38億年前には海があり、35億年前にはその海で生命が誕生した証拠が
ある。これらは、凍りついた地球では絶対に不可能であったはずであるし、さらに逆に当時の
地球は、現在よりも暖かかったと言うのも定説である。
それは、大気中の二酸化炭素の量がはるかに多く、その温室効果で少ない太陽エネルギー
を蓄え、地球を暖かく包み込んでいたためなのだ。太陽が徐々に輝きを増すにつれて地球上
に生まれた生物が二酸化炭素を取り込み、石灰岩として固定・蓄積することによって大気中
の二酸化炭素濃度が徐々に下がり、温室効果が適度に働くように調整されていったのだ。
やはり、地球に人類が誕生するのは奇跡だ・・・
太陽
太陽は、太陽系の物質の99.8%を独占する圧倒的に巨大でエネルギーに満ちた星である。
大部分が水素とヘリウムの高温のガスで構成されていて、内部では毎秒7億トンの水素が
燃え、6億9千5百万トンのへリウムが作り出される。そしてその差分の500万トンの物質が
エネルギーに変えられて、太陽の膨大なエネルギーの源となっているのだ。
地球と太陽との距離は約1億5千万km。仮にジェット機で飛ぶと、20年もかかる距離だ。
※太陽系の物質のうち99.8%を除く大部分は木星で、その大きさは地球の約318倍。
う〜ん、そうなのか・・・
太陽系だけで見たところで、やっぱり地球はチリみたいなものなんだ・・・
そんな地球の上で、国同士や人同士が争っているんだね。
・・・って考えたら、なんだか戦争なんかやってることが、ばかばかしくなっちゃうよね。
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